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Study:大阪関西国際芸術祭 vol.3 プレスツアー記事

更新日:2023年12月26日

「大阪関西国際芸術祭」は2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)と同時開催を予定しています。今回はそのスタディとして開催されてきた「Study:大阪関西国際芸術祭」の第3回目の開催となりました。

 

第1回目から参加させていただいた私が今回感じたことは、回を重ねるにつれてテーマが一貫していてわかりやすく、よりアートに関心をもってもらいやすくなっているなということです。

 

今回のテーマは「STREET 3.0:ストリートはどこにあるのか」。

ストリートとアートの関係を再考し、危機の時代におけるストリートを模索する展覧会となっています。

キュレーターを務める沓名美和さんは、この展示について「ストリートとは何かという答えを出すものではなく、どんなかたちや方向性があるのか、どこに続いていくのかを模索するものです。」とおっしゃっていました。

 

ICHION CONTEMPORARY B2では沓名さんのキュレーションによる「道を外した書」の展示が開かれています。

具体美術と同時代に発展したアートとして、従来の書の枠を超え世界的に有名な井上有一さんをはじめ、井上さんの影響を受けてきた次世代の書の作家たち4名による展示です。

進化し続ける「書の道」がどこへ向かっていくのかを探ります。






船場エクセルビル会場で注目したいのは「GRAFFITI IN OSAKA」。大阪ならではのグラフィティの文化を展示しています。路上や建物に描くというある種犯罪ともいえる行為は、そうすることでしかアートを表現できなかった者の苦しみすらも伝わってきます。アンダーグラウンドでバンクシーのような特異性のあるアートだと感じました。









またルクアイーレでは佐久間洋司さんのキュレーションによる「拡張される音楽 Augmented Music」が開催されています。たなかさん、椎乃味醂さん、はるまきごはんさん、フロクロさん、sekaiさん、x0o0x_(ワカメ)さんなど豪華メンバーによる企画展となっています。

「この展示では一回性を大切にしています。」と語る佐久間さん。インターネットやSNSで簡単に音楽が聴ける時代に現地へ足を運んでもらうには、その場限りの音楽を表現する必要性があります。生成AIを用いて、参加者が感じた歌詞や音楽がその場で再現され、二度と同じ表現ができないような工夫が凝らされていました。

かつての初音ミクのような、新しくみんなで作り上げていくイメージで、そのキャラクターが歌っていそうな歌詞やフレーズを生み出していきます。

歌詞は表示されるとまた学習を重ね、一定時間経つと新しいものに更新されていきます。

最新のテクノロジーを感じることができ、これまでアートに関心がなかった若者層にもアプローチしています。








ご紹介した会場はほんの一部となります。

ぜひ会場へ足を運び、新たな体験をあじわってみてくださいね。

 

 

Study:大阪関西国際芸術祭 vol.3

会期:2023年12月23日~12月28日

会場:ルクア イーレ、船場エクセルビル、中之島エリア、西成エリア など大阪市内各所

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