ライターブログトップへ

愛とアート溢れる場所『ホテルWBFアートステイなんば』

愛とアート溢れる場所『ホテルWBFアートステイなんば』

ある日、大阪日本橋を南に自転車で通った時のこと。ガラス越しに見えるのは淺井裕介の作品のような・・・。「ホテルWBFアートステイなんば」、検索してみると、今を時めくアーティストが手掛けた部屋の写真がでてきます。見てみたい!

取材を快諾いただき(ありがとうございました!)お部屋拝見。

まずは現在東京都庭園美術館で開催している『装飾は流転する』展にも出展されている高田安規子・政子の部屋です。

タイトルは「採集/Collecting」(311号室)です。写真ではわかりにくいですが、壁紙に直に描かれている花や鳥。そしてそこに枠だけの額を合わせてあります。かわいらしさと、ユーモアやウィットがきいた部屋となっています。

 

次の部屋は笠井麻衣子「風のゆりかご/Wind cradie」(411号室)です。女性が眠る姿が描かれています。実際に寝ころぶと、また違った風に見えるのかもしれません。

 

こちらはガラッと変わり、炭田紗季「七福神の部屋/Room of the seven licky gods」(412号室)です。彼女の作品は初めてみましたが、他の絵も見たいと思わせます。こんな出会いもあるんですね。

その他、昨年丸亀市猪熊弦一郎美術館で個展があった志賀理江子、はまぐちさくらこ、米田知子、松本力の部屋があります。コンパクトな部屋全体に作家の世界が広がり、包み込まれます。またそれぞれの部屋で雰囲気が異なるので、すべての部屋に泊まりたくなってしまいました。

 

このホテルのもう一つの特徴(メインの柱でもあります)は、タイにある「バーンロムサイ」という施設で暮らす孤児たちが描く絵で飾られていることです。

こどもたちが描く生命力に満ちた絵をご覧ください。

壁一面のスイカ。自然に笑みがこぼれます。

「うわー!」思わず声を上げてしまいました。作家の部屋ももちろん素敵ですが、こどもが描く絵には、大人には描くことができない底知れぬ魅力があります。

ホテルの100客室中、92室が子供の作品で構成されています。作家の部屋、こどもの部屋、どちらに宿泊しても非現実的な感覚を味わえ、旅がより素敵なものになる気がします。

アート好きにはたまらない、いえ、だれもが楽しめる空間となっているので、大阪でホテルを探している人がいたら、どうぞおススメください。

 

今年も展覧会だけでなく、アートが溢れる場所、人を紹介することができればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

ホテルWBFアートステイなんば公式サイト

近くには同会社が運営するカプセルホテル「シェルネルなんば by WBF」の併設カフェの壁は、なんと横山裕一。「難波を歩くと現代アートにあたる」になってきています。

 

カワタユカリ の紹介

3月に、アートバーゼル香港に行く予定です。2年前に行って、2日しっかり見ても、まだ時間が足りないと思うぐらいの量。今回はどんな作品に出会えるのか楽しみです、
カテゴリー: +街角   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク
この記事を書いているのは
カワタユカリ

カワタユカリ

美術大好き、年齢とは反比例の駆け出し美術ライターです。
現代アートを中心に、読むと行きたくなるような記事を書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

コメントは受け付けていません。