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アート×本 ① 『芸術論』著:宮島達男

アート×本 ① 『芸術論』著:宮島達男

アート関連の本というと作品集?と思う方もいるかもしれません。難しくて途中断念するときもありますが、わかりやすく教えてくれるガイドや、アーティスト自らが思いを綴っているエッセイ、また伊藤若冲、モネ・・・などをモデルにした小説、漫画など、様々な内容の本があります。

手に取る本は、圧倒的にアート関係が多いので、その中から、簡単な感想になりますが、ここで少しづつ紹介できたらと、思います。

まず1回目は、宮島達男さんの『芸術論』。

宮島さんは、世界でも人気のある現代作家です。関西で思いつくのは、大阪府和泉市の公共施設「和泉シティプラザ」の地下にある図書館の前にある中庭にデジタル数字が赤く点灯し、その庭一面に広がっています。それが宮島さんの作品の1つです。(市民と宮島さんの作品というべきかもしれませんが。)色々な美術館のコレクション展で見かけることも多いので、画像などを観ると結びつく人も多いかもしれません。

赤色の数字が点滅しているのが美しいからアートなのか、珍しい作品だからアートなのか?・・・このデジタル数字が生まれた理由や、世界に受け入れられる理由など、この本を読んだあとに、作品をみたら今までとは印象が変わるでしょう。

もう15年ぐらい前か、日比野克彦さんの個展で、宮島達男さんと対談されたことがあります。この時初めて宮島達男さんを知りました。「柿の木プロジェクト」の話をされていた記憶があります。(被爆柿の木2世を残して、平和の意味を考えるというプロジェクトです。公式HP) アーティストで社会貢献しているということを聞いたことが(私が)なかったので、そういうことをしている人もいるんだと強く印象に残りました。

今でも作品をみるとその時の宮島さんの熱いオーラのようなものを思い出し、またそれと同時に作品の意味をクロスさせています。今後は、そこに行きつくまでの彼の努力などを感じ、作品がより大きく思えるかもしれません。

ここ数年、時代の大きな変化、それに伴って意識を変えていかなければとひしひしと感じることが多くあります。(年齢のせいかもでしょうか。)芸術に対しても、観る側の人間として柔軟に世の中についていきたいし、こうやってブログを書いている身としては、それを受け入れたり、ちょっと考えたりしていることも書ければと思いますし、そのために経験や知識を吸収し、うまく脳内?いや、体内発酵?させたいです。

カワタユカリ の紹介

朝夕、すっかり秋の気配がします。芸術の秋か、それとも食欲の秋か、毎年のことながら戦いが切って落とされます。 ブログも書いています。良かったら覗いてください。 『美術な関西人』artandkansaiblog.wordpress.com
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この記事を書いているのは
カワタユカリ

カワタユカリ

美術大好き、年齢とは反比例の駆け出し美術ライターです。
現代アートを中心に、読むと行きたくなるような記事を書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

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