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『ライアン・ガンダーによる所蔵品展ーかつてない素晴らしい物語』

『ライアン・ガンダーによる所蔵品展ーかつてない素晴らしい物語』

4月29日から国立国際美術館では2つの展覧会が始まりました。

ギョロッとした目のポスターがインパクト大の『ライアン・ガンダー ― この翼は飛ぶためのものではない』、そしてもう一つは『ライアン・ガンダーによる所蔵作品展―かつてない素晴らしい物語』。

ライアン・ガンダーは1976年イギリス生まれ。イギリスとオランダで美術を学び、世界中で作品を発表しており、注目される作家です。昨年秋に開かれた岡山芸術交流でも作品が紹介されました。( ←岡山芸術交流にいったブログ。上から6つ目の道路に落下した銀の物体の作品が彼の作品)

今回はこの『ライアン・ガンダーによる所蔵作品展』について書こうと思います。

この展覧会は、国立国際美術館が持っている作品をガンダーが企画した内容に沿って展示されています。全てペア、またはコンビネ―ションというべきか、2作品ずつを1組としてみせています。





※写真は美術館の許可を得て撮影しています。すべて(ライアンガンダーによる所蔵作品展ーかつてない素晴らしい物語)展示風景写真(4/29〜7/2まで)

(写真が下手で、申し訳ない)これらの写真をみて、それぞれのペアに、共通点や、関係性を感じることができると思われたことでしょう。形が似ている、対象が同じかな?など・・・。でもそれぞれの作品は制作年が全く違ったり、遠い場所で作られていたり、ホントは全然関係なかったりします。(すべてがそうではないと言えますが。)でも、勝手に共通点を見つけてしまった私たち鑑賞者は、急に興味が湧いたりしてしまうのです。過去に何度も観ているコレクション作品でも、今回観ることによって新鮮さを感じたり、あまり好きでなかった作品なのに、親しみを感じたりするかもしれません。

ペアの作り方がおもしろいにプラスして、キュレーター(学芸員)ではなく、アーティストが企画したということが、おもしろさをアップさせています。”展覧会”という枠にはまらない自由さを観る側が一瞬にして感じ、楽しめるのです。

作品を観ながら、昨年東京国立近代美術館での『近代風景~人と景色、そのまにまに~奈良美智がえらぶMOMATコレクション』がとても新鮮で面白かったことを思い出しました。こういった企画は、これからは多くなるかもしれません。学芸員と作家から生まれる新しい「ひねり」が、これから先、また形を変えていくかもと思うと、楽しみになります。

おすすめ展覧会です。

地下3階でのライアン・ガンダーの個展についても書いています。→

『ライアン・ガンダーによる所蔵作品展 ―かつてない素晴らしい物語』http://www.nmao.go.jp/exhibition/2017/collection2017-1.html

  • 開館時間 10時から17時
  • 金曜日、土曜日は20時まで(入場は閉館の30分前まで)
  • 休館日 月曜日
国立国際美術館

〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55

TEL:06-6447-4680

 

 

 

カワタユカリ の紹介

7月は、新しい展覧会ラッシュです。あれもこれも行きたいので、交通費貧乏です。
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カワタユカリ

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アートマニア目指して日夜勉強中?と、いっても難しいのはやっぱり苦手。気楽に、好きに、楽しみたい!関西だけでなく、日本全国津々浦々アート三昧旅が夢。

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