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篠原有司男 ボクシング・ペインティングを観た!

篠原有司男 ボクシング・ペインティングを観た!

こんな日がくるとは。

何年前のポカリスエットのCMでみたアクションペインティング、動く篠原有司男。

ポカリスエットCM

NY在住であるアーティストのこの勇姿を実際に観れることなんて夢のまた夢・・・と思いつつ、いつかチャンスが訪れますようにと願っていました。

そして今、10年ぶりの個展「篠原有司男 我輩の絵にパンチが炸裂!」が山本現代(ギャラリー/東京)で来月4月22日(土)まで開催されています。そのオープニングでのイベントでボクシング・ペインティングするというのですから、さぁ大変っ。

篠原有司男については何年か前、ドキュメンタリー映画「キューティ&ボクサー」が公開され、はまった人もいるでしょうし、往年のファンの方もいるでしょう。

段ボールや廃材で作られたオートバイ彫刻や絵を初めて観た時は、受け止めきれるパワーを越えた迫力に戸惑ったことを覚えています。

インターネットで、「篠原有司男 作品」と打てば色々な画像が出てくるので、覗いてみてください。もちろんチャンスあれば、実物の前に立ってほしいです。

 

まもなく始まります。





バケツの奥にあるのが、グローブ。スポンジを付けています。いつもこのグローブで作品を作っているとのこと。



ウォーミングアップしながら、ボクシング・ペインティングが生まれた経緯や、その時代の芸術について。草間彌生の名前もちょっと出てきました。簡単に軽く話しているけど、次の世代に伝えていくことを意識しているような印象を受けます。60年代の熱い時代の空気を感じ、彼や彼の周りでの出来事が、重要な現代アートの歴史になっていることに感動します。





写真をみていても、その時の熱気がよみがえって、見飽きることがありません。

ギャラリーには、もちろん他の作品も飾られています。同じ手法(ボクシング・ペインティング)で描かれたものですが、色によって異なる印象がありました。写真は、DMなんですが、これもかなり大きな作品です。金、銀の上にグリーンとブラックでパンチされています。日本画のようにも見える作品。静けさがみえるようであり、前に出ようとするものもあります。上品な空気もあります。木立にもみえたり、琳派の雰囲気も少しします。不思議です。



こうやって、チャンスがあれば作家と交流もしてみてください。作品だけではわからない魅力のスパイスが追加されます。何百年前の作品ももちろん素敵ですが、現代アートでは、今、一緒の時代を生きる作家を知ることができます。これから繋がっていく歴史の、今の瞬間をともに生きていると感じられることはなんと幸せなことでしょうか。

優しい愛溢れるボクサーにまた会えますように。

 

 

カワタユカリ の紹介

暑い日はどうしても美術館への足が遠のき気味ですが、入ってしまえば涼しく快適。時には寒いぐらいだったりします。運動とエコということで美術館へのお出かけはおススメです。
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この記事を書いているのは
カワタユカリ

カワタユカリ

アートマニア目指して日夜勉強中?と、いっても難しいのはやっぱり苦手。気楽に、好きに、楽しみたい!関西だけでなく、日本全国津々浦々アート三昧旅が夢。

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