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「ようこそ!横尾温泉郷」は、いいお湯加減

「ようこそ!横尾温泉郷」は、いいお湯加減

展覧会というべきか、温泉郷に遊びに来たら、横尾さんの作品があったよ!とでもいうべきなのか。

2階の展示場では民謡が流れ、日本を南から北、または北から南へと(観る人の自由で順路を決めてください)各地の温泉を巡るように、作品を観ていくことができます。(私は南から観ていきました。)霧島、熊本、白浜、有馬、箱根・・・。各地の特色を取り入れながらも仕上がった作品は、もちろん「横尾風」。独特な雰囲気が漂っています。雑誌の企画で、国内の温泉地を巡り紀行文と作品を依頼され、3年間各地を訪れ、制作したそうです。



温泉にまつわる作品の間に、各地で撮った横尾さんが写る記念写真が貼ってあったり、Y字路の作品もあります。

3階に移ると、真ん中にお風呂があったり、体重計や着替え用のかごが置いてあったりとさらに内装がヴァージョンアップ。



日本の温泉街を書いているのに、ピカソやデュシャンも登場する作品もあります。温泉で寛いで、横尾さん自身の心が現れているということでしょうか。

横尾さんの作品は、雑誌などの媒体を通して観ると、ちょっと苦手な部分もあったりしますが、本物(作品)を観るとその苦手な印象を与える部分が薄れるような気がします。それは何なんだろう。

絵のもつ独特な雰囲気を越えたデザインのかっこよさが際立つから?でもそれなら、写真などでも感じられるはず。Eテレ「団塊スタイル」という番組に、横尾さんがゲスト出演されていたことがあり、こんな番組にも出られるんだとちょっと驚きました。アトリエを公開したり、肩に力が入っていない感じが印象的。作品とすこし印象が違うと思ったりもしますが、実際美術館でみると、私自身の肩の力も抜けている気がします。

人柄が作品に出て?いながらも、独特の絵。この2つの危ういバランスが絶妙に見せているところが、彼の魅力なのでしょうか。

カワタユカリ の紹介

今年はすでに山田正亮にやられ、ギュウちゃんのボクシングペインティングと、個性派に魅了されています。さて次は何に心奪われるのでしょう。
カテゴリー: +展覧会, +街角   タグ:   この投稿のパーマリンク
この記事を書いているのは
カワタユカリ

カワタユカリ

アートマニア目指して日夜勉強中?と、いっても難しいのはやっぱり苦手。気楽に、好きに、楽しみたい!関西だけでなく、日本全国津々浦々アート三昧旅が夢。

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