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樂家とは何か

「私が生きている間に 二度とこれほどの規模の 展覧会は開催できない」 十五代樂吉左衛門さんに言わしめるほどの、凄い展覧会が京都近代美術館で開催されている。 『「茶碗の中の宇宙」樂家一子相伝の芸術』。 今から450年前、長次郎という人物によって始まった樂茶碗。その後、一子相伝というかたちで、一人の子だけに伝え、相伝、つまり代々に伝え続けてきた。  記者会見で当代の樂さんがお話をされていたが、その中に … 続きを読む

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国立カイロ博物館所蔵 黄金のファラオと大ピラミッド展

とにかく壮大。圧巻。 それ以外の言葉が見つからない展覧会。 会場を出るとしばらくの間、ぼんやりしてしまった。友人は頭がクラクラしてきて、めまいがしたというが、あながち冗談ではないと思う。時空を超えて、ものに宿るパワー。人が思いを込めて作ったものたちに宿るパワー。そのパワーに当てられて、ぼーっとしてしまうという感じが確かにある。 ー今からおよそ4500年前、古代エジプトの古王国時代に、クフ王、カフラ … 続きを読む

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今、見ても、やっぱり凄い!太陽の塔『再生への道』にキミは参画するか?

1970年の日本万国博覧会のテーマ館のシンボルとして建造された太陽の塔。テーマは「人類の進歩と調和」。当時を知らない人でも、今も残るあの姿は知っているだろう。 大阪モノレールや高速道路から見える独特の姿は、当時も今も斬新だと思う。 万博記念公園(大阪府吹田市)では、太陽の塔の耐震改修工事に着手するが、改修に合わせて塔内の老朽化した「生命の樹(き)」も再生される予定で、開催当時からの姿を、約10年ぶ … 続きを読む

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ダリの永遠のミューズ 京都市美術館【ダリ展】

砂漠に、歪んで溶けそうな時計が一つ。悪夢に出てきそうな、不思議でグロテスクな世界。ダリの印象といえばまさにあの柔らかい時計がアイコンだったが、この回顧展では若きダリから晩年のダリまで、ダリの生涯に添いながら作品を観ることができる。シュルレアリスムだけでない、ダリの“人”としての魅力に触れ得たような気がする。 今回、“人間ダリ”の中で、一番、興味を引いたのが、ダリの生涯のパートナー、ガラという女性だ … 続きを読む

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明るくて温かくて、ちょっと寂しい余白【イラストレーター 安西水丸展】

安西水丸さんの絵を最初に見たのはいつだっただろう。パントーン・オーバーレイの明るい透明感のある色彩と余白の美しさが強い印象を残したのを覚えている。ポパイやブレーン、たて組ヨコ組、といった錚々たる雑誌の表紙や資生堂のポスターで見かけるたびに、ハッとして見つめてしまうぐらい好きだった。水丸さんといえば漫画雑誌『ガロ』を挙げる友人も多いけれど、私は雑誌の表紙や本の装丁で、水丸さんという人を知った(まあ、 … 続きを読む

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ある意味、衝撃。。。「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」

クロード・モネといえば〈睡蓮〉を思い浮かべる人は多いだろう。私もその一人だ。静かな青い世界。静かな池に睡蓮がぽかり、ぽかりと浮かんで、あたりは静寂に包まれている。印象派という言葉と相まって、美しく、優しく、もの静かな作風の画家だとおもっていた。 でも今回の「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」ではその印象が変わった。 この美術展ではモネが10 代後半で描いたカリカチュア(風刺画)や 30 代から … 続きを読む

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やっぱり琳派はカッコいい! 【琳派 京を彩る】

なぜ、日本人はこんなに琳派が好きなんだろう。京都国立博物館は、琳派ファンが連日行列をなしているという。 華やかさ、モダンさ、洗練、粋。 いろいろ理由はあるけれど、なんというか個人的には、”潔さ”が好きだ。 音で表せば、ぱきっ、という感じ。 迷いのない大胆な画面構成、かと思えば、微細なディティールまでのこだわり。 それでも、全体に、ぱきっ、と、格好いい。 今回の展示で、どの作 … 続きを読む

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“こわ面白く”て、妙にすっきり。【マグリット展】

学生時代に初めて、マグリットの作品を見て、不思議な世界にぐっと心を掴まれた。 巨大な石が荒れた海原の上に浮かんでいる絵。空はよく晴れているのに、ぽっかりとした寂しさが漂っている。石の上には城のようなものが描かれ、こんな世界はどこにもないのに、地球のどこかにこんな情景があるのだ…と妙に納得してしまったことを覚えている。   もう一枚は、鳥の絵。こちらも同じように、寂しげな海原の上に、鳥が大 … 続きを読む

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京都市美術館で開催中の『ルーブル美術館展』に行ってきました。

じんわり深イイ、『ルーブル美術館展』 京都市美術館で開催中の『ルーブル美術館展』に行ってきた。 ひと言で印象をいえば…、モナ•リザに代表される一般的なルーブル美術館のイメージとはちょっとちがう。でも、なんだろう、しみじみと深—い滋味を感じさせるとても良い美術展だった。 今回の美術展のテーマは、「日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」。こう書くと、難しそうなんだけど、要は私たち庶民にとても身 … 続きを読む

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ちょっと変わったタイトル「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」

アートには、お値段がある。 そういう生々しい背景を、さらりとかっこよく教えてくれるのが、このちょっと変わったタイトルを銘打った美術展だ。 美術館よりもずっと早く、アートを発掘し、ゲットするのがコレクターたち。その目線は、純粋アートだけでなく、作品の価値付けという、ビジネス目線もあるのは当然のこと。 でも、その発掘があるから、ある意味、ギャンブルをしてくれる人たちがいるから、こんなに面白い作品を私た … 続きを読む

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